薬剤部は病院の理念である「患者さん中心の医療」、「高度で良質な医療」、「安全で信頼される医療」に基づき、以下３つの基本方針を掲げております。

① 医療人として思いやりの心を持って、患者さん中心の医療を提供します
② 学びの精神をもって業務に取り組み、高度で良質な医療を提供します
③ 薬の専門家として医薬品の適正使用を推進し、安全で信頼される医療を提供します

　当院の薬剤師は調剤室、薬品管理室、製剤・化学療法室、医薬品情報管理室、病棟薬剤室に配属し業務を行っております。病院薬剤師の責務は『最適な薬物療法を実施することで有効性・安全性の向上を目指すこと』であり、薬剤部内をはじめ全ての病棟に薬剤師を配置し、手術室、外来化学療法室、入院受付、感染制御等多くの医療現場において薬剤師の職能や専門性を発揮し業務を行っております。

入院前より患者さんの服用薬（持参薬）やアレルギー歴などの情報収集を行い、手術日程に合わせた休薬の指示出し確認など、患者さん一人ひとりに適した薬物療法を提供しております。また入院中も薬剤の効果や服薬状況、副作用モニタリング等を行う事で、安全で信頼される医療を提供します。

緩和ケアチーム、リエゾンチーム、栄養サポートチーム、感染制御チーム、心不全・心臓リハビリチーム、糖尿病チーム、褥瘡対策チーム、ブレストチームなど多くの多職種医療チームに専門・認定薬剤師が参画し、高度で良質な医療の提供に寄与しております。

　今後も、患者さん一人ひとりに寄り添い、医療人として思いやりの心を持って、患者さん中心の医療を提供できるよう、職員一同努めてまいります。

薬剤部長　吉田　理

• 薬剤師　 30名（常勤：　29名、　非常勤：　１名）
• 助手　　　2名