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先輩スタッフのホンネ

介護福祉士


より高いレベルでの成長を目指し、けいゆう病院へ転職

介護福祉士(中途入職/9年目)

Tさん

部署:一般・消化器外科

けいゆう病院に入職した理由を教えてください

ひとつはスキルアップのためですね。
転職する前はデイサービスに勤めていたのですが、そこである程度、介護士として自信が持てるようになったので「医療の現場でも試してみたい」という気持ちになりました。
デイサービスでは職員が主体となって「利用者さんが楽しく過ごせる時間」を考えていましたが、病院では「患者さんに治療に専念してもらうこと」が最優先。
医師や看護師などと連携しながら、患者さんの病態の変化、退院後の生活まで考えるなど、常に先を見据えた介護が重要となってきます。とは言え、入職当初は医療用語を覚えるだけでも四苦八苦していましたが、先輩方のサポートを受けて徐々に慣れていくことができましたね。

主な業務内容について教えてください

体を拭いたり、着替えのお手伝いをしたり、あと、トイレや食事の介助を行っています。
患者さんの検査や手術後のお迎えも大切な業務ですね。私の所属する病棟はがん患者さんの比率が高く、入退院を繰り返す方も多くいらっしゃいます。
ですので、病気や治療による不安や痛みが少しでも軽減されるように、常に患者さんやそのご家族に寄り添い、「田中さんがいてくれて良かった」と言っていただけるような介護を目指しています。

職場の雰囲気はどうですか?

当院はとにかく立地が良くて、病棟から望む景色も最高!
そのおかげか、働いている方も患者さんもみなさんすごく穏やかで、トゲトゲしさを感じることがありません。
また、看護師さんをはじめ若いスタッフが多いので「明るく、元気に、みんなで支えあっていこう!」といった活気も感じられますね。

これまで働いてきた中で印象に残っているエピソードはありますか?

前述した通り、がん患者さんのケアをすることが多いのですが、患者さんと顔を合わせ、介護や会話を交わしていくうちに、だんだんと信頼関係が築かれていくんです。
そうすると「毎日顔を見せてね」とか、ご家族からは「面会できない時はお願いします」とか、そんなうれしいお言葉を頂戴できるようになります。「最期はTさんが看取ってくだされば安心です。ぜひお願いします」と言われたこともありますね。
このように、患者さんやご家族に信頼され、“近い立場”になれたと感じた時に介護士としての喜びを感じます。

介護福祉士として大切にしていることは何ですか?

当然ですが、いろいろな患者さんがいます。容態がなかなか良くならずイライラされていたり、認知症の方もいらっしゃるので、暴言を吐いたり、暴力を振われる方もいらっしゃいます。
最初はとまどうこともありましたが、患者さんにとって、それは病気によって引き起こされたものであり、なりたくてなっているわけではないんですよね。
そして、そんな患者さんを支え続け、大事にしているご家族やご友人もいらっしゃるんです。ですから、どんな状況であろうとも、患者さんにとことん寄り添うことを忘れず、「自分の両親だったらどうするか?」という気持ちで取り組むように努めています。

最後に、これから介護福祉士を目指す方、転職を考えている方へのメッセージをお願いします

「病院で働く」という選択を持つ介護福祉士はあまりいないかもしれません。しかし、スキルアップだったり、より広い視野で介護の現場を知るという点で、病院勤務は大きなメリットがあります。
特に当院は、長年、病院介護に携わってきたベテラン介護士が多く在籍していますので「病院ならではの介護の仕方」というものを習得することができます。点滴をしながらの着替え方、手術の傷に影響を与えない体の拭き方など、私も「こんな方法があるんだ!」と驚くような技術や知識を数多く教えていただき、自身の成長を実感してきました。新卒・中途は問いませんので、介護福祉士としてより高いレベルで成長したい方にはおすすめですよ。