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網膜硝子体センター


2019年秋に眼科内に網膜硝子体センター(VR Center)を開設しました。

1 網膜硝子体疾患手術について

このセンター設立の一番の目標は網膜硝子体疾患の、手術までの時間の迅速化・効率化を図り、最適な医療を提供することにあります。
特に眼底疾患は手術のタイミングが生涯の視機能に影響する疾患も多い為、出来る限り迅速な手術加療を患者さんの必要度に合わせて行うことを目指します。
具体的には網膜剥離に対しては初診当日ないし翌日の手術を基本とし、遅くとも数日以内に緊急度に応じて手術を行うことを目標と致します(ただし慢性の経過を持つものは除きます)。穿孔、眼内炎、黄斑下出血等(新鮮なもの)も原則当日ないし出来るだけ速やかに対応いたします。緊急性の少ない黄斑疾患(黄斑円孔、硝子体黄斑牽引症候群、黄斑上膜など)は初診から約1ヵ月を目途に手術を予定しています。増殖性硝子体網膜症や硝子体出血は、お身体の状態も治療に大きく影響しますので、それらを考慮しつつ最適な手術時期を検討します。どの曜日の、どの医師が診察を行ってもこの方針は共有されますので安心して受診していただけます。
また術後に硝子体腔内にガスがある状態でもSSOCTで網膜の観察が出来ますので、早期より黄斑円孔などの閉鎖状況を確認し、腹臥位の期間を最小限にして、患者さんの負担を軽減させるように努めております。入院期間につきましても状態が良ければ早期退院を勧めております。

[術前]

[術後]

[術前]

[術後]

網膜剥離眼底写真(矢印は網膜の裂孔)
黄斑円孔OCT画像(矢印は黄斑円孔)

2 黄斑変性の患者さんの治療について

視力に影響する全ての眼底疾患が手術の対象というわけではありません。その代表が黄斑変性です。
黄斑変性の症例には複数のVEGF阻害剤の中からその方に最適な薬剤を選択して投与します。また症例によっては光線力学療法(PDT)との併用治療や、PDT単独治療も行っております。
地域の先生との連携を密にしてVEGF阻害剤投与は自施設で行うという場合でも、治療開始前や途中での蛍光眼底造影(FAG、ICG)撮影や、自発蛍光やOCTアンギオ、脈絡膜厚測定などの検査だけのご紹介も承っております。

3 ロービジョン外来について

どんなに手を尽くしてもこれ以上の機能回復が得れられない患者さんもいらっしゃいます。
現在の残存視機能をより上手に使って日常生活を安全に快適に送っていただくように補装具の選定を致します。予約制でゆっくりと時間をかけて患者さんのニーズを伺って遮光眼鏡やルーペなどの貸し出し、生活のヒントなどをお話しします。必要に応じては専門施設へのご紹介も致します。
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