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人工関節センター


ページ内目次


診療内容

人工関節置換術は今日では一般的な手術となっており、全国で毎年、人工股関節置換術は約7万件、人工膝関節置換術は約9万件行われています。当院では直近の1年間でそれぞれ約80件、約60件の手術が行われました。

当院における人工関節置換術治療の特長は2点有ります。
第1は最小侵襲で丁寧な手術を心がけていることです。基本的に筋腱切離を行わない侵入方法で手術を行っており、新しい知見を得ながら常により低侵襲になるように工夫を行っております。麻酔にはブロック注射を多く取り入れ、術後の疼痛管理にも利用しております。また、術中にはレントゲン検査等で適宜確認を行い、最適なインプラント設置を心がけております。

第2の特長は必要十分な入院リハビリを行うことです。歩行訓練は手術翌日から開始しますが、杖歩行・階段昇降が安定し、自信がついてから退院して頂いております。リハビリの進み具合は個人差が大きいので、早い人は1週間程で退院されることもありますが、慎重な方でも1ヶ月を超えることはほとんどありません。より長くのリハビリを希望・必要とされる方には他院での入院リハビリもご紹介しております。

当院での手術患者さんはほとんどが近隣の開業医からのご紹介です。当院の治療を気に入って、毎回当院にご紹介して下さる先生方がたくさんいらっしゃいます。当院での治療を希望される方は、先ず、おかかりになっている先生に紹介状を作成して頂いてください。その後、当院地域連携課に電話をかけてください。ご希望を聞かせて頂ければ、紹介初診の予約を取らせて頂きます。

センター長紹介

千葉 和宏(ちば かずひろ)
参事 兼 人工関節センター長

患者さんへのメッセージ

人工股関節置換術は変形性股関節症に対する手術として、現在では一般的な治療技術になっており、特に除痛に関しては、ほぼ満足の得られる安定した成績が得られています。しかし、術後経過や機能回復の程度には、手術のやり方によって違いが出てきます。よりよい結果を出すために、どのように手術したら良いかを常に考え、工夫しながら日々努力しています。

専門分野

股関節外科 人工関節置換術

専門医資格等

慶應義塾大学医学部非常勤講師
[所属学会]日本整形外科学会、日本股関節学会
[取得資格]日本整形外科学会専門医、医学博士
[診療の基本姿勢]患者さんの活動性、健康状態を考慮して、最善の治療法を選択します。