グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ

ホーム >  診療科・部門紹介 >  産婦人科

産婦人科


けいゆう病院 産婦人科のページへようこそ

けいゆう病院はみなとみらい駅から徒歩3分に位置し、産婦人科病棟からはみなとみらいの景色を一望できます。

産婦人科は無痛分娩低侵襲手術に特に力を入れており、患者様とそのご家族が満足していただけるよう、スタッフ一同サポートさせていただきます。


はじめに

  • 当院産婦人科を受診していただいた皆様に、心から寄り添った医療をご提供できるよう、7名の産婦人科常勤医、33名の助産師・看護師、4名の小児科常勤医が連携し、365日24時間体制で患者さんの受け入れを行っております。
  • 当院は、神奈川県周産期救急医療システムの協力病院、そして横浜市周産期救急医療の指定病院です。
  • 当院産婦人科は、慶應義塾大学医学部産婦人科学教室および聖マリアンナ医科大学産婦人科と連携しております。

1. 当院でご出産をお考えの妊婦様へ

満足できるご出産・産後サポートを提供いたします

  • 当院は、「自然分娩」、「計画無痛分娩」、「オンデマンド無痛分娩」から、希望される分娩の方法をお選びいただけます。また、緊急時には帝王切開や吸引分娩等の必要な医療介入を、迅速に行います。
  • ご出産の際の「立ち会い分娩」が可能(ご家族お一人様まで)です。ぜひ、ご家族で大切なひとときを共にお過ごしください。
① 当院の無痛分娩の特徴と、無痛分娩のメリット・デメリット

  • 当院は「無痛分娩のけいゆう」として古くから無痛分娩に力を入れてまいりました。
  • 当院は年々、無痛分娩を選択される妊婦様の割合が増加しております。
  • 当院の無痛分娩は全例、当院所属の麻酔科 専門医が担当致します。無痛分娩だけでなく、帝王切開時の麻酔、万が一の全身管理まで、幅広く対応可能です。ご安心ください。

  • 当院で無痛分娩をご希望される妊婦様は、「無痛分娩教室」を受けていただきます。
(以下、動画サイト内の無痛分娩に関する動画も必ずご視聴ください)
無痛分娩教室について
申し込み方法 初診時(分娩予約)または里帰り受診時にスタッフよりご案内します。
予約の際は、
①2階外来受付(予約窓口)に直接いらしていただくか、
②平日13時〜17時に当院ナビダイヤル(0570-081-810)にかけた後「無痛分娩教室の予約を取りたいので2階の外来受付へ」とお伝えください。
日時 月2回開催(曜日は不定期です)
約1時間程度
場所 当院13階 大会議室
受講資格者 当院でご出産される妊婦様です(妊娠28週以降にご案内することが多いです)
ご主人と上のお子様も一緒にご参加いただけます。
動画サイト 無痛分娩動画サイトはこちらから
(ID・パスワードは初期指導の際にお伝えします)
  • 無痛分娩の代表的なメリット・デメリットは以下のものがございます。無痛分娩教室では、実際に無痛分娩に携わる、麻酔科医師と産婦人科医師より詳細にご説明させていただき、個別のご質問も受け付けております。ご安心ください。

  • 当院の無痛分娩は全例、当院所属の麻酔科 専門医が担当致します。
  • 無痛分娩の処置(カテーテル留置)は、原則平日の9時〜16時に行います。鎮痛のための麻酔薬は、原則21時まで投与が可能です。
  • 当院の無痛分娩は原則、妊娠37週以降の妊婦様が対象です。
  • 平日は24時間、麻酔科医師が常駐しており、夜間の緊急帝王切開なども柔軟に対応が可能です。
  • 「計画無痛分娩」、「オンデマンド無痛分娩」、「自然分娩(無痛分娩なし)」のいずれかを選べます。詳細は「無痛分娩教室」でもご説明します。

実際の無痛分娩の進行例
(クリックしていただくと、画像が拡大します。)

初産婦様で計画無痛分娩を選択された場合の例

初産婦様でオンデマンド無痛分娩を選択された場合の例

経産婦様の計画無痛分娩をAコースとBコースに分けました。

経産婦様で計画無痛分娩 Aコース
(朝に無痛導入し、促進剤を開始する)
を選択された場合の例

経産婦様で計画無痛分娩 Bコース
(朝に促進剤開始、経過見て無痛導入する)
を選択された場合の例

② 当院の産後サポートのご紹介
<産後ケア事業のご案内>
当院では、横浜市と連携した産後ケア事業(ショートステイ)を実施しています。
1. 産後ケアとは
・お母様とお子様が、助産師のいる施設、育児相談や授乳相談などを受けることができる事業です。
・当院は、母子ショートステイ(宿泊)を提供しており、お母様とお子様が安心して過ごしていただけるようサポート致します。

2. ご利用料金(横浜市産後母子ケア事業をご利用の場合)
・1泊2日:6,000円(1日追加毎に3,000円) ※生活保護・市民税非課税世帯は無料

3. 対象者(以下のすべてに当てはまる方)
①横浜市内に住所を有する産後4ヶ月未満の方
②育児不安が強い方
③産後にご家族などから支援を受けられない方
④母子ともに医療介入を要さず生活可能な方

4. お申し込み方法
・事前にお住まいの区役所の子供家庭支援課に申し込み・保健師との面談を行い、横浜市から利用承認を受ける必要があります。

5. ケア内容
・授乳指導・乳房ケア・育児指導・沐浴指導・お子様の体重測定・健康チェック など

6. お持ちいただくもの
・母子手帳・母子の健康保険証・乳児医療証・印鑑・筆記用具・各市区町村の産後ケア事業利用承認通知書・常用薬(お薬手帳)・洗面道具一式・室内履き・ナプキン・下着類・保湿剤(お子様用)・母乳パット(必要時)・おしり拭き
※タオル・お母様の衣類・お子様の衣類・おむつにつきましては、衛生用品レンタル(1日1,100円)をご契約いただくとご利用いただけます。ご契約されない場合は、ご持参ください。
※ミルク・哺乳瓶のご用意はございます。

7. 1日の流れ
(当日)
9:00 受付・お部屋へご案内
10:00 オリエンテーション・助産師と面談
11:00 ケアタイム
12:00 昼食・ケアタイム
15:00 おやつ
18:00 夕食・ケアタイム
22:00 消灯
(翌日)
7:30 朝食
9:00 ケアタイム
12:00 昼食
15:00 おやつ
17:00 お会計・お迎え

8. その他
・利用承認を受けた方であっても、ご利用開始時点での健康状態やその他の事由により、受け入れができない場合がございます。
・なお、横浜市産後母子ケア事業を利用しない方や、横浜市外に在住の方も、自費でご利用になれます。
・横浜市の産後母子ケア事業についてはこちらをご確認ください。
<産後健診のご案内>
当院は、産後の身体的・精神的サポートのために、産後2週間健診と1ヶ月健診を行っております。
1. 産後健診とは
・出産後は、ホルモンバランスの変化や育児に対するストレス・不安などにより、どなたでも精神的に不安定になることがあります。
・このような産後の精神的不調(産後うつ)を早期に発見し、指導や相談を行うことが重要です。
・当院は産後に2回(2週間・1ヶ月)の健診を行い、身体・精神面の両方をサポートさせていただきます。

2. 費用
・1回 5,000円
(横浜市内に住民登録のある方は、「産婦健康診査費用補助券」により2回の健診の補助が受けられます)

3. 対象者
当院でご出産された方

4. お申し込み方法
・2週間後健診につきましては、産後、退院までに助産師からお声掛けし、予約を取得します。
・1ヶ月後健診につきましては、医師の1ヶ月健診と同日に実施致します。

5. 健診内容
・問診(生活環境・授乳・育児不安等について)
・診察(悪露・乳房の状態・子宮復古の状況など)
・体重・血圧測定
・尿検査
・こころの健康アンケート(エジンバラ産後うつ質問票)
・赤ちゃんの気持ち質問票
・育児支援チェックリスト など
③ 当院産婦人科の公式インスタグラムとニューボーンフォトのご紹介
  • 当院産科の公式インスタグラムを開設致しました。けいゆう病院の産科や病棟のご紹介、妊娠やお産のことなど、様々な情報をタイムリーに発信していきます。ぜひフォローをお願い致します。
  • ご希望の方は、入院中にニューボーンフォトをご利用いただけます。プロのフォトグラファーが、産着姿のお子様を撮影させていただき、1枚の写真データは無料でダウンロードしていただけます。
  • 申し込みから撮影までの流れや料金など、詳細はLINEの「ibaby 出張撮影サービス」を友だち登録することで確認できます。QRコードを読み込んでいただくか、LINEから「@194zsypr」でID検索をお願い致します。病棟にもリーフレットがございます。ぜひご検討いただけますと幸いです。

安全なご出産を提供致します

  • ご出産は人生の中でも最高に幸せな瞬間である一方、妊婦様と生まれてくるお子様に、最も危険が伴う瞬間でもあります。
  • 当院は総合病院として、皆様が安全にご出産していただけるようサポートさせていただきます。
① 帝王切開でのご出産が必要な方につきまして
  • 当院は以下に該当する妊婦様におかれましては、あらかじめ帝王切開の日程を組みご出産に臨んでいただきます。

 ・前回帝王切開で分娩された方
 ・子宮筋腫や子宮腺筋症に対して、手術を受けられたことのある方
 ・双子をご妊娠中の方
 ・逆子をご妊娠中の方
 ・前置胎盤の方、など
  • 帝王切開の麻酔も、当院所属の麻酔科 専門医が担当致します。
② 妊婦様とお生まれになったお子様の安全を守るためのサポート体制
  • 妊婦様、お子様が元気に退院できるよう、当院は総合病院として他科とも連携してサポートさせていただきます。
  • お生まれになったお子様は、当院小児科医師が適宜診察します。
  • 退院までに当院整形外科医師が診察し、「先天性股関節脱臼」の有無などを確認します。
  • 生後に特別な処置が必要と判断された場合は、近隣の周産期センターと連携し、スムーズに治療が行えるようサポートさせていただきます。
  • 当院は新生児蘇生法専門コースや日本母体救命システム普及協議会J-MELSベーシックコースを定期的に開催し、皆様が安全に分娩に臨んでいただけるよう努めております。

安心・快適な妊娠生活を送っていただくための工夫

  • 妊娠生活は産婦様やご家族にとってかけがえのない期間である一方、身体的・精神的な負担も大きく、継続的なサポートが不可欠です。
  • 当院は、これからご出産される産婦様とご家族が安心してお産に望めるよう妊娠中からサポートさせていただくだけでなく、産後の不安や悩みに関する支援も行っております。
① 当院の妊婦健診のシステムと、ご家族一体となった妊娠生活を送っていただくための工夫
  • 当院で分娩予約された患者様におかれましては、妊娠32週頃までは、お住まいの近くの医療機関様に妊婦健診をお願いする「セミオープンシステム」を取らせていただいております。(相互協力医療機関の一覧はこちら
  • 当院の妊婦健診は、妊婦様のご家族(お子様を含む)の同伴が可能です。
  • 当院は総合病院ですので、当院内科と連携し、合併症をお持ちの妊婦様も幅広く受け入れております(例えば、妊娠糖尿病や甲状腺、心臓にご病気のある妊婦様などです)。お気軽にご相談ください。
  • 当院で分娩予約をされている方を対象に、ご家族も一緒に見られる4D胎児エコー外来も行っております。ご予約、ご質問はけいゆう病院(045-221-8181)までお問い合わせください。

② 助産師による、きめ細かなサポート体制
<マザークラスのご案内>
当院では、妊娠・出産について正しくご理解いただき、安心してご出産の日をお迎えいただけるよう、マザークラスを開催しております。ぜひご参加ください。
マザークラスⅠ:妊娠20週までの産婦様が対象です
・日時
 第1 土曜日 13:30〜15:00
・内容
 妊娠中の過ごし方・妊娠中の心身の変化・胎児の発育 など

マザークラスⅡ:妊娠30週以降の産婦様が対象です
・日時
 第1 土曜日 10:00〜12:00
 第3 土曜日 13:30〜15:30
・内容
 当院でのお産のこと・お産中の過ごし方・産後の生活 など

マザークラス の詳しいご案内
・会場
 けいゆう病院 13階 大会議室
・持ち物
 母子手帳・診察券・Babyプラスアプリが入っている端末
・受講料
 1,000円(次回外来時に合算させていただきますので、当日のお支払いはございません)
・予約方法
 ①2階外来受付にお声がけいただくか、
 ②平日13時〜17時に当院ナビダイヤル(0570-081-810)にかけた後「マザークラスの予約を取りたいので2階の外来受付へ」とお伝えください。
・同伴について
 ご同伴が1人まで可能(ご主人・お母様・ご姉妹なども可)

マザークラス動画サイトはこちら
(ID・パスワードは初期指導の際にお伝えします)
<助産師外来のご案内>
当院でご出産予定の産婦様とそのご家族が快適な妊娠生活を送れるようサポートさせていただきます。また、産後の育児や哺乳についての不安や悩みなどについてもサポートさせていただきます。
助産師外来とは
  • 産婦様とそのご家族が、必要としている個々のニーズに耳を傾け、快適なマタニティライフが送れるよう、情報の提供とサポートの継続を行っていくことが目的です。
  • 妊娠中だけでなく、産後の育児についての不安や悩みなどについても対応させていただきます。

1. 日程・予約
 産婦人科医師の妊婦健診等の予約診察日に実施しますので、予約取得は不要です。
2. 内容
 妊娠初期(初期指導):妊娠初期の過ごし方・栄養について など
 妊娠後期(後期指導):入院時期の説明・入院中の過ごし方 など
 ※随時、妊婦保健指導として、乳頭マッサージや骨盤ベルト装着、逆子体操や合併症をお持ちの産婦様への支援なども行います。
 児1ヶ月健診時(1ヶ月健診指導):母乳栄養指導、育児相談・家族計画 など
 ※産後時期を問わず、母乳育児支援(授乳相談、乳腺炎対応、卒乳支援、育児相談など)や、産褥保健指導(合併症をお持ちの褥婦様への支援など)も行います。
3. 資格など
 一般社団法人 日本助産評価機構認定 アドバンス助産師、NPO法人 周生期医療支援機構認定ALSO(周産期救急) 、一般社団法人 日本周産期・新生児医学会認定 新生児蘇生法Bコースなどの資格を有する助産師が在籍しております。

2. 婦人科疾患でお困りの患者様

  • 当院は様々な婦人科疾患の診療を行っております。良性疾患である子宮筋腫や子宮内膜症、良性卵巣腫瘍、子宮脱、骨盤腹膜炎などに積極的に対応しております。特に腹腔鏡下手術に力を入れており、年々手術件数は増加傾向です。

  • また、卵巣腫瘍の患者様を対象に、お腹に傷の残らない手術(vNOTES)も導入致しました。
  • 腹腔鏡手術の一つであるロボット手術支援(ダ・ヴィンチ手術)に加え、子宮鏡手術や開腹手術、腟式手術(子宮頸部円錐切除術や腟式子宮全摘出術、腟閉鎖術など)も積極的に行っております。患者さんのニーズに沿って多くのレパートリーを視野に入れながら治療方針をご提案致します。ご安心ください。
  • 婦人科悪性腫瘍(子宮癌や卵巣癌など)も対応しております。ご相談ください。
  • また外来での子宮鏡検査も行っております。外来担当医へご相談ください。

3. がん生殖医療外来(オンコファティリティー外来)

  • 聖マリアンナ医科大学産婦人科学教授の鈴木直先生による、がん・生殖医療の専門外来です。
診療内容 若年がん患者様の妊孕性温存(将来の妊娠・出産の可能性を残す)療法に関する相談
日時 第1・3・5 木曜日 AM9:30~11:30(1時間/枠、2枠まで)
※休診等もありますので、ご予約の際にご確認ください。
対象の患者様 生殖可能年齢(妊娠可能)にある女性がん患者様
受診方法 完全予約制(紹介状が必須となります)
予約方法 他院で診療されている方は、診療情報提供書(紹介状)をご準備の上、主治医の先生または患者さんから、当院地域医療連携課(代表:045-221-8181 内線5205)までお電話いただけましたら予約をお取りします。(当院にて診療中の患者さんにつきましては、主治医より担当科へ連絡して予約をお取りします)
料金 自費 22,000円/回 (内診実施の場合は+5,500円)(税込)

  • 近年、若者のがん発症の増加に加えて、検診による早期発見や集学的がん治療の進歩に伴って、がんを克服した若年のがんサバイバー(がん経験者)の数が増加しています。そして、がんサバイバーのQOL向上に対する関心が高まった結果、生殖可能年齢(妊娠可能)にある若年のがん患者さんに対する妊孕性(将来の妊娠・出産の可能性)の喪失に関する重要性が、日本においても再認識されつつあります。
  • 妊孕性温存療法(将来の妊娠・出産の可能性を残す生殖医療)は、妊孕性喪失に直面した若年がん患者さんにとって、挙児獲得の可能性を残すことのできる治療法となります。具体的に、若年女性がん患者さんに対する主な妊孕性温存療法には受精卵凍結、未受精卵子凍結、卵巣組織凍結などが、また若年男性がん患者さんに対する主な妊孕性温存療法には精子凍結があります。
  • 実際に産婦人科などの生殖医療外来を受診した若年のがん患者さんは、「がん治療開始前に実際に妊孕性温存治療を受けるかどうか?」、「どのオプションを選択するのか?」、など様々なことを短時間で決めなければなりません。ただでさえ、がんを患ったという極めてストレスの大きな精神状態の中、将来の不妊の可能性に関して十分に理解してそして最良の選択をすることは、非常に困難なことです。しかしながら、何よりもまずは原疾患(がん)の治療が最優先されるべきであり、がん治療の担当医と十分に将来の妊孕性に関して話し合う必要性があります。状況によっては、残念ながら将来の妊娠・出産をあきらめざるを得ない場合もあります。
  • 当院のオンコファティリティー外来では、治療までに残された僅かな時間の中で将来の妊娠・出産のための患者さんの自己決定を手助けすることが出来る様、十分な時間をとって診療の対応をさせて頂きます。院内のみならず院外の患者さんも対象として診療いたしますので、ご相談ください。

4. 生殖医療(不妊症)

  • 当院では周産期母子医療と婦人科腫瘍に診療業務が集中しており、基本的に体外受精等を希望される患者さんは専門の医療機関を紹介させていただいております。
  • また、胎嚢が見えた後に流産となった場合に、胎児の染色体異常を調べる「流産絨毛染色体検査」を当院では受け付けております。各種手術、検査につきましてはお問い合わせください。
  • また、流産を繰り返す「不育症」の患者さんに関しては、当院で検査ならびに治療を行っております。連続して2回以上繰り返す流産を経験されている患者さんは一度ご相談ください。

5. 女性のヘルスケア

  • 更年期障害に悩む患者さんに対し、当院ではホルモン補充療法や漢方薬を中心とした医療を提供しております。また、更年期に限らず月経周期の異常などに関しても積極的に受け入れております。
  • 当院は地域医療支援病院であり、その役割を全うすべく当院産婦人科で提供できる医療リソースを地域のどの医療機関からでも活用していただこうと考えております。それに伴い診断および治療方針が決まったあと、または手術が必要な場合は手術終了後に積極的にお住まいの近くのクリニック様に紹介あるいは逆紹介させていただいております。ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。

6. スタッフ紹介

荒瀬 透(あらせ とおる)
部長

患者さんへのメッセージ

2008年よりけいゆう病院産婦人科に着任し、上司や同僚、院外の先生にもご指導いただきながらやって参りました。そして何よりも患者さんから一番多くのことを学ばせていただいたと確信しております。
部長となった今、このかけがえのない経験を最大限に活かし、多面的に病態を捉え患者さんにより満足いただける診療を提供出来るよう努力しています。

専門分野

産婦人科一般、生殖免疫、生殖内分泌

専門医資格等

  • 日本産科婦人科学会専門医・指導医
  • 厚生労働省認定臨床研修指導医
  • 母体保護法指定医
  • ロボット支援手術術者認定資格
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
  • 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
  • 日本母体救命システム普及協議会 J-MELSアドバンストコース修了
  • 日本母体救命システム普及協議会 J-MELS硬膜外鎮痛急変対応コース修了
  • 慶應義塾大学産婦人科非常勤講師
  • 聖マリアンナ医科大学産婦人科臨床教授

持丸 佳之(もちまる よしゆき)
診療部長

患者さんへのメッセージ

以前より当院では周産期領域から婦人科腫瘍・生殖医療に至るまで産婦人科全般に関する診療を行ってきました。
そして専門性から当院ではカバーしきれない体外受精などについては専門の医院と連携しながら、患者さんにとって最良の医療を提供できるよう目指しております。
今後も来院された患者さん一人一人にとって何が一番なのかを考えながら診療にあたっていきたいと考えております。

専門分野

産婦人科一般、生殖医療、腹腔鏡手術

専門医資格等

  • 日本産科婦人科学会専門医・指導医
  • 母体保護法指定医
  • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
  • 日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医
  • 日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医・指導医
  • 日本母体救命システム普及協議会 J-MELSベーシック・インストラクター
  • 日本母体救命システム普及協議会 J-MELSアドバンストコース修了

松尾 若奈(まつお わかな)
医長

患者さんへのメッセージ

産婦人科はなかなか来にくい科かもしれませんが、きちんと検査や治療をすることで来て良かった科になる診療科です。
周りのスタッフとも協力しながら、患者さんそれぞれに合った治療を選択できるように努めたいと思います。

専門分野

産婦人科一般

専門医資格等

  • 日本産科婦人科学会専門医
  • ロボット支援手術助手認定資格(daVinci certification)
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了

末永 香緒里(すえなが かおり)
医長

患者さんへのメッセージ

患者さまの不安や悩みに寄り添って治療をすすめていけるよう日々心掛けております。お気軽にご相談ください。

専門分野

周産期、産婦人科一般

専門医資格等

  • 日本産科婦人科学会専門医・指導医
  • 日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)
  • 新生児蘇生法「専門」コースインストラクター
  • 日本母体救命システム普及協議会 J-MELSベーシックコース修了
  • 日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医

長谷川 慶太(はせがわ けいた)
医員

患者さんへのメッセージ

皆様が安心して受診され、治療に臨めるようサポートいたします。

専門分野

周産期、胎児超音波、産婦人科一般

専門医資格等

  • 日本産科婦人科学会専門医・指導医
  • 日本周産期・新生児医学会周産期専門医(母体・胎児)
  • 日本超音波医学会認定 超音波専門医
  • ロボット支援手術助手認定資格(daVinci certification)
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
  • 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法専門コース修了
  • 日本母体救命システム普及協議会 J-MELSベーシックコース修了

西澤 安澄(にしざわ あずみ)
医員

溝口 冬馬(みぞぐち とうま)
医員

患者さんへのメッセージ

痛み,キズ,負担の少ない治療を心がけています.

専門分野

内視鏡手術、産婦人科一般

専門医資格等

  • 日本産科婦人科学会専門医
  • ロボット手術術者認定資格(daVinci certification)
  • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了

多田 名保美(おおた なおみ)
医員

患者さんへのメッセージ

患者さんに寄り添った医療を提供します。

専門分野

産婦人科一般

専門医資格等

  • 日本周産期・新生児医学会 新生児蘇生法専門コース 修了
  • 日本母体救命システム普及協議会 J-MELSベーシックコース修了
  • Japanese Medical Emergency Care Course修了

7. 外来担当表

は非常勤医です。
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
初診 溝口 末永 荒瀬 松尾(午前)長谷川(午後) 持丸 ローテーション
再来 持丸 荒瀬(午前)長谷川(午後) 溝口 - 末永 -
再来 多田(午後) 松尾(午後) - 大石(午前)
鈴木(第3・5週)
- -
産科外来 松尾(午前)荒瀬(午後) 多田(午後) 持丸(午前)溝口(午後) 末永 長谷川(午後) -

8. 相互協力医療機関のご紹介

当院産婦人科の相互協力医療機関様のご紹介です。受診の際のご参考にされてください。(2025年3月時点)

その他・よくあるご質問

分娩予約と分娩費用について

・分娩予約の方法を教えてください。
分娩予約は、妊娠初期より受け付けております。
1. すでに近隣の医療機関を受診されている場合
紹介状をもらった後、ご本人様より平日13時〜17時にけいゆう病院地域医療連携課(045-221-8292)に「分娩予約希望」とお伝えいただき、初診の予約を取得してください。
2. まだ医療機関を受診されず、当院を受診する場合
午前8時30分から11時30分までに来院し、初診窓口で受診の手続きをしてください。
※分娩予約の受付は、外来受診後となります。まずは外来診療の予約をお取りください。

・分娩予約時の費用を教えてください。
分娩予約金2万円(現金をご用意ください)、診察等で約3万円かかります。
※分娩予約金は、分娩費用支払い時にご清算いたします。
※初診の方で、紹介状をお持ちでない場合、特定療養費7,700円(税込)が別途必要となります。

・分娩の費用を教えてください。
経腟分娩で約70万円、帝王切開分娩で約60万円です。
無痛分娩を希望された方は、経腟分娩費用(70万円)に加えて、別途約12万円かかります。
(出産育児一時金として、50万円が支給されます)

無痛分娩について

・無痛分娩の方法と、鎮痛の効果を教えてください。
当院では、「硬膜外麻酔法」という方法で無痛分娩を行っております。その他にも様々な無痛分娩の方法がございますが、いずれの方法も基本的には完全に痛みを取り除けるわけではなく、あくまでも陣痛の痛みを軽減することで、安全なお産に導き、産後のお母様の負担も軽減することが期待できます。

・無痛分娩の種類を教えてください。
当院の無痛分娩を希望される産婦様は、まず計画無痛分娩またはオンデマンド無痛分娩を選択していただきます。
計画無痛分娩をご希望の方は、外来主治医が37週以降の診察所見(子宮口の開き具合)や、経産婦様であれば前回の分娩進行状況(分娩に要した時間など)を確認し、適宜日程をご相談させていただきます。
オンデマンド無痛分娩をご希望の方は、自然陣痛発来・破水を待機し、入院後に無痛分娩導入について病棟担当医がご相談させていただきます。

・無痛分娩の費用を教えてください。
経腟分娩費用(70万円)に加えて、別途約12万円かかります。
(出産育児一時金として、50万円が支給額されます)

・無痛分娩の処置が可能な時間を教えてください。
無痛分娩の処置(カテーテル留置)は、原則平日の9時〜16時に行います。
分娩進行の状況次第で、21時ごろまでの無痛分娩の延長が可能です。
平日の16時から翌朝9時まで、および休日は無痛分娩の処置(カテーテル留置)が行えません。その間に分娩進行を認める場合は、自然分娩となります。ご了承ください。

・無痛分娩の件数を教えてください。
2021年以降の当院の無痛分娩の件数です。
2021年度 132件
2022年度 191件
2023年度 232件
2024年度 214件

・無痛分娩について、詳細を知りたいです。
下記リンク先より、他サイトへアクセスできます。
JALA無痛分娩関係学会・団体連絡協議会
一般社団法人日本産科麻酔科学会

入院や病棟について

・分娩の際の入院期間を教えてください。
経腟分娩の場合、初産婦の方は分娩後6日間の入院、経産婦の方は分娩後4日間の入院が必要です。
帝王切開分娩の場合、手術後8日間の入院が必要です。
なお、分娩後の経過によって入院期間が変更となることがございます。

・産科病棟の面会について教えてください。
面会時間は平日は15時から19時、土日祝日は13時から17時です。
ご面会はご主人(またはパートナーの方)とご両親・義両親のみに限り、感染制御の観点から上のお子様やご友人の面会はできません。
ご面会の方は、1階西玄関脇の面会受付で手続きをし、面会ストラップを着用してください。
お帰りになる際は面会ストラップを面会受付へお返しください。

・産科病棟の病室について教えてください。
病室は個室と4床室をご用意しております。
4床室はパーテーションで区分けしており、プライベートが保たれるようになっております。

・母児同室について教えてください。
経腟分娩の方は産後1日目から、帝王切開分娩の方は産後2日目から母児同室が開始となります。
お母様やお子様の体調により、母児同室を遅らせたり、お子様を一時的にお預かりすることがございます。
母児同室についてご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。