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ホーム >  診療科・部門紹介 >  産婦人科 >  当院で出産をご希望の方へ

当院で出産をご希望の方へ


はじめに

けいゆう病院では、妊産婦さんが安全にそして安心してお産に臨めるよう、産婦人科医師・看護助産スタッフ一同協力して努めております。
育児や授乳について指導させていただき、小児科医師とも連携することで、退院後に自信をもって育児ができるようお手伝いいたします。
分娩方法は自然分娩と無痛分娩があり、ご希望の方法を選択できます。

産科外来が移転します

3月18日(月)より産科外来が4階から2階の産婦人科外来へ移転します。受診される方は2階産婦人科外来受付までお越しください。急なお知らせで大変申し訳ございません。


安心してお産ができるように

けいゆう病院では、これからご出産される方が安心してお産にのぞめるように、妊娠中、出産、産後の各サポートを充実させております。
主なサポート体制については下記となります。

妊娠中のサポート

● きめ細かな母親学級・両親学級の開催
正しく妊娠・出産についてご理解いただけるように、「母親学級」や「両親学級」を開催しております。
※ 詳細はこちらをご参照ください。

● 助産師外来によるサポート体制の強化
不安や悩みのご相談や妊娠期を快適にお過ごしいただけるようにサポートいたします。
※ 詳細はこちらをご参照ください。

● 外来受診時にお子様をお預かりする託児所
託児所「むつみ保育園」があり、安心して外来受診をしていただくことができます。

出産時のサポート

● 365日24時間体制での出産対応
産婦人科医と小児科医が連携して、いつでも安心して出産できるよう体制を整えています。

● 無痛分娩の実施
陣痛の痛みを和らげる分娩方法の一つとして、無痛分娩を提供しております。
※ 詳細はこちらをご参照ください。

● お祝い膳
眺望の良い13階レストランで「お祝い膳」によりお祝いすることができます。
※ ご家族さまのお祝い膳は自費となります。
※ 新型コロナウイルス感染症対策にて、現在は自室でお召し上がりいただいております。

産後のサポート

● 産後健診の実施
身体面のサポートに加え、精神面のサポートを追加した産後の2週間・1か月健診を実施しています。
※ 詳細はこちらをご参照ください。

● 横浜市と連携した産後ケア
助産師が沐浴や授乳相談等、安心してお過ごし頂けるよう母子ショートステイ(宿泊)によりサポートいたします。
※ 詳細はこちらをご参照ください。

● 助産師外来にて産後もサポート
産前のみならず、産後の育児や哺乳哺育についてなどの不安や悩みなどについてもサポートいたします。
※ 詳細はこちらをご参照ください。
これから新しいご家族を迎え入れる準備ができるよう支援いたしますので、ご安心いただいて出産をお迎えください。
また、ご不安なことがございましたら個別にご相談を承っております。外来受診時にお気軽にスタッフへお声かけください。

母親学級・両親学級

けいゆう病院では、妊婦さんやご家族の方にとって大切な一日となるお産の日を、安心してお迎えいただけるよう「母親学級(妊娠前期・後期分けて開催)」「両親学級」を開催しております。

当院で出産をご希望の方であれば、どなたでもご参加いただけます。これからお母さん・お父さんになる方にとって、不安や心配事を少しでも解決できるような内容となっております。奮ってご参加ください。
会場 けいゆう病院 13階大会議室 [フロアマップ]
持ち物 母子手帳・診察券・パンフレット・筆記用具 ※飲食は可能です。
受講料 1,100円(税込)
予約方法 2階外来受付 ※婦人科外来ではありませんのでご注意ください。

各学級のご案内

教室名 対象 日時
前期母親学級 妊娠20週までの妊婦さん 第2月曜日 13:30~15:30
後期母親学級 妊娠30週以降の妊婦さん 第4月曜日 13:30~15:30
両親学級 経腟分娩予定の方で、妊娠30週以降の妊婦さん・パートナーの方 第2・4土曜日 13:30~15:30
※両親学級では主に立ち会い分娩を希望されているパートナーの方へ向けての内容となりますが、産後の育児についてもお話しております。ご希望でしたら、帝王切開予定の方もご参加いただけます。
妊娠前期(妊娠20週まで)には、妊娠中の過ごし方や心身の変化・赤ちゃんのお腹の中での発育やお産の流れについてお話しし、お産に向けたイメージを持てるようにしていきます。
お産の時期が近づいた妊娠後期(妊娠30週以降)には、小児科医や産科医のお話の他、お産の流れと産後の生活についてご案内しております。また両親学級では、ご家族を含めたお産中の過ごし方や産後の生活についてもご案内しております。

初産・経産にかかわらずどなたにとっても大切な出産の日を、より安全かつ安心して迎えられますよう、精一杯サポートさせていただきます。
現在は新型コロナ感染症拡大防止のため集合教室は行っておらず、個別対応にて内容をご案内しております。
妊婦の皆様がコロナ禍でも不安無くお産の準備ができるようサポートいたしますので、どうぞご安心ください。

無痛分娩

けいゆう病院では、陣痛の痛みを和らげる分娩方法の一つとして、無痛分娩を提供しております。
麻酔科医師・産婦人科医師・助産師の協力のもと、妊婦の皆様が安心してお産に臨めるよう、安全な無痛分娩を実施できる体制を整えております。

無痛分娩とは(Painless delivery)

無痛分娩とは、陣痛の痛みを麻酔を使って和らげながら行うお産方法のことをいいます。
けいゆう病院では、「硬膜外麻酔法」という方法で無痛分娩を行っております。“無痛”といっても完全に痛みを取り除けるわけではなく、お産の時に生じる痛みを軽くすることで安全なお産を導き、産後のお母さんの負担を軽減することができます。
日本では、欧米諸国に比べてまだまだ普及していないのが現状ですが、母児ともに安全で安心できるお産方法の一つとして選択されることが増えてきています。
無痛分娩を希望される方は、37週以降の内診所見や前回の分娩状況等から外来主治医と相談の上、計画分娩の検討が可能です。

無痛分娩のメリット・デメリット(リスク)

〈メリット〉
  • 分娩中の痛みを緩和することができる(過呼吸や血圧の上昇を防ぐことができる)
  • 痛みのストレスや不安から解放される
  • 産後の回復が早いため、赤ちゃんのお世話に集中できる
  • 妊婦さん・赤ちゃんの分娩時のストレスを緩和し、分娩進行をスムーズにすることができる
  • 分娩中に赤ちゃんの状態が悪化した場合、速やかに帝王切開手術にとりかかることができる

◎上記の理由から、痛みへの抵抗が強い方やお産を長引かせたくない方、妊娠高血圧症候群等の妊婦さんが対象となることが多いです。
〈デメリット(リスク)〉
  • 陣痛が弱くなり、分娩の進行に時間がかかることがある(微弱陣痛・分娩遷延)
  • 発熱・血圧低下・排尿困難感・腰痛・背部痛・頭痛・足の脱力感を起こすことがある
  • 血液中の麻酔薬の濃度が高くなり、中毒症状が出ることがある
  • 麻酔チューブの入っている付近に血液の塊(血腫)ができ、神経を圧迫することがある(発生率は極めてまれです)
  • 麻酔チューブの入っている経路を通じて、神経に菌が感染することがある(発生率は極めてまれです)

けいゆう病院の無痛分娩の実績 

2019年度   127件
2020年度   116件
2021年度   147件

無痛分娩の費用  

正常分娩費用(70万円)に別途約12万円がかかります。
※個室をご希望の方は1日3万(非課税)のほかに別途入院料がかかります。

無痛分娩の条件

無痛導入していく時間が9:00~17:00頃を目途とし、その後の分娩進行状況で21:00頃まで無痛の延長が可能です。

無痛分娩教室のご案内

硬膜外無痛分娩は安全性の高い方法と考えられていますが、医療行為ですのでリスクとベネフィットをご本人・ご家族と納得の上で決定していただく必要があります。
そのため、けいゆう病院では無痛分娩をご希望される方全員に「無痛分娩教室」を受講していただいております。
申し込み方法 産科外来受診時に、医師または看護師へお声かけください。
日時・場所 第2・4木曜日 午前10時から 13階会議室にて
※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、現在は個別に対応させていただいております。
 ご希望日時を2階外来受付にてご相談ください。

受講資格者 けいゆう病院で出産される妊婦さん

もっと詳しく知りたい方へ 

無痛分娩に関してさらに詳しく知りたい方は、下記リンク先より他サイトへアクセスすることができます。
JALA無痛分娩関係学会・団体連絡協議会
一般社団法人日本産科麻酔科学会

入院期間

初産婦の方は分娩後6日間入院、経産婦の方は分娩後4日間入院、帝王切開の方は手術後8日間入院となっております。(標準的な期間ですので、お産の経過によっては変わることがございます。)

面会について

面会時間

新生児室 午後3時15分~4時15分
一般病棟 午後1時00分~午後5時00分

ご留意いただくこと

  • 面会は1日1回まで。
  • 面会時間は13時~17時の間、30分以内。
  • 個室の場合、面会者は2人まで(パートナーの方とご両親は可)。病室で面会できます。
  • 大部屋利用の場合、面会者は1人まで。デイルーム等をご利用ください。
  • 院内ではマスク着用、手指消毒、検温を行ってください。
  • 面会時の飲食はご遠慮ください。


※ただし、次の1から4に該当する方の面会はできません。

  1. 発熱や咽頭痛などの症状がある方。
  2. 新型コロナウイルス感染症患者さんの濃厚接触者である方。
  3. 新型コロナウイルス感染症罹患後、10日経過していない方。インフルエンザ罹患後、5日経過していない方。
  4. 小学生以下の方。

病室について

病室は、個室と4床室をご用意しております。

産科病棟の4床室は、36m2のスペースに4つのベッドをそれぞれパーテーションで区分けしており、プライベートが保たれるようにしております。

母児同室について

お母さんと赤ちゃんがお部屋で一緒に過ごす母児同室を実施しております。
(正常分娩の方は産後1日目から、帝王切開の方は手術後2日目から開始となります。)
ただし、お母さん・赤ちゃんの体調により母児同室を遅らせたり、赤ちゃんを一時的にお預かりすることがございます。
また7F病棟にご入院された場合、母児同室の開始が上記予定より遅れますので、ご了承ください。
母児同室に関してご不明な点がございましたら、いつでもご相談を承っております。お気軽にご相談ください。

立ち会い分娩について

分娩室でのパートナーの方の立ち会いを実施しております。
立ち会い分娩をご希望の方は、妊娠34~35週の個別指導時に助産師へお申し出てください。

お祝い膳

退院前日の夜は「お祝い膳」をお召し上がりいただけます。
ご希望により、ご家族さまとご一緒に13階レストランにてお祝いすることができます。

※ご家族さまの「お祝い膳」は自費となります。
※新型コロナウイルス感染症対策にて、現在は自室でお召し上がりいただいております。

産後ケア事業について(横浜市との連携事業)

産後ケア事業とは

当院では、横浜市と連携した産後ケア事業(ショートステイ)を実施しています。

産後ケアとは、お母さんと赤ちゃんが、助産師のいる施設での母子ショートステイ(宿泊)や母子デイケア(日帰り)、早期訪問(助産師による家庭訪問)により、育児相談や授乳相談などを受けることができる事業です。

当院では、母子ショートステイ(宿泊)をおこないます。助産師が沐浴や授乳相談等、安心して過ごしていただけるようサポートいたします。
ご利用には、事前にお住いの区役所のこども家庭支援課に申し込み・保健師との面談をおこない、横浜市から利用承認を受ける必要があります。

・横浜市産後母子ケア事業については、こちらからご確認ください。

対象となる方

下記(1)~(4)のすべてに当てはまる方が対象となります。

(1)横浜市内に住所を有する産後4か月未満の方
(2)育児不安が強い方
(3)産後にご家族などから支援を受けられない方
(4)母子ともに医療的な処置が必要ない方

ご利用にあたっての注意事項

・利用承認を受けた方であっても、ご利用開始時点での健康状態やその他の事由により、受け入れができない場合がございます。
・新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一度退院してからご利用になる方、他院で出産された方は、事前にPCR検査を受けていただきます。

ケア内容

・お母さんへの助産師ケア(乳房ケア・授乳相談・育児相談・各種相談)
・赤ちゃんの健康チェックと沐浴・沐浴指導
・お母さんへの食事提供、赤ちゃんへのミルクの提供

ご利用料金

横浜市産後母子ケア事業をご利用の場合:1泊2日6,000円(1日追加毎3,000円)
生活保護・市民税非課税世帯:無料

その他

横浜市産後母子ケア事業を利用しない方、横浜市外在住の方も自費にてご利用になれます。
料金については、お問い合わせください。

お産の予約

お産の予約は、妊娠初期より受け付けております。

■ 近隣の医療機関を受診された場合
 紹介状をもらった後、直接当院に連絡いただき初診の予約を取ってください。
■ まだ医療機関を受診されず当院を受診する場合
 午前8:30~11:30までに来院し、初診窓口で受診の手続きをしてください。

※従来、医療機関より当院受診予約の連絡をいただいておりましたが、医療機関の負担増となっておりましたため、直接妊婦さんご自身で受診予約を取ることができるようにしました。

分娩の予約受付は外来受診後となりますので、まずは外来診察の予約をお取りください。

なお、お問い合わせの時点で、締め切り前でもその後の受診状況により分娩予約をお受けできないことがございますため、あらかじめご了承ください。
問い合わせ電話番号 045-221-8181

分娩件数実績

経膣分娩 帝王切開
2021年度実績 685件 252件 937件
上記の経膣分娩内数として、無痛分娩件数が147件となります。

よくある質問

Q. 分娩予約時の費用について

分娩予約金2万円、診察等で約3万円程度かかります。現金をご用意ください。
※初診の方で紹介状をお持ちでない場合は、特定療養費7,700円(税込)が別途必要となります。
※予約金は、分娩費用支払時にご清算いたします。

Q. 妊婦健診のみの受診はできますか?

他院での分娩を予定している方の妊婦健診は、お受けしておりません。

Q. 分娩予約後、他院での妊婦健診はできますか?

妊娠32週以降当院で健診をお受けいただければ大丈夫です。(妊婦健診は他院で行っていただくことをお勧めしています。)

Q. 分娩費用はどのくらいですか?

正常分娩で約70万円、帝王切開で60万円です。
無痛分娩を希望された方は、分娩費用に約12万円別途かかります。
個室をご希望の方は1日 30,000円(非課税)のほかに別途入院料がかかります。

Q. 無痛分娩は、希望すればだれでも受けられますか?

産婦人科医師・麻酔科医師の判断、分娩の進行状況など条件が合えば受けられます。
なお、麻酔分娩学級の受講が必要です。

妊婦歯科健診について

妊娠中はむし歯や歯の病気になりやすい時期です。健やかな妊娠・出産のため歯科健診の受診をお勧めします。なお、横浜市に住民登録のある方は、当院の歯科において無料で妊婦歯科健診の受診ができます。
詳しくは「妊婦歯科検診」ページをご覧ください。

産後健診

出産後はホルモンバランスの変化や育児に対するストレス・不安などにより、どなたも精神的に不安定になることがあるといわれています。
これらの産後の精神的不調(産後うつ)を早期に発見し指導や相談を行い、身体面のサポートに加え、精神面のサポートを追加した産後の2週間・1か月健診を行っております。

対象 当院で分娩された産婦の方(平成29年6月1日以降に分娩された産婦の方)
健診実施場所 けいゆう病院 4階産婦人科
実施回数 2回(産後2週間・産後1カ月)
費用 5,000円/回
横浜市内に住民登録がある産婦の方は「産婦健康診査費用補助券」により2回(産後2週間・産後1カ月)の補助が受けられます。
※その他自治体の産後健診補助の取り扱いにつきましては各自治体へお問い合わせください。

産後健診の内容(産後2週間・産後1カ月健診の健診内容は同様です)

1. 問診(生活環境、授乳、育児不安等)
2. 診察(悪露・乳房の状態、子宮の復古状況等)
3. 体重・血圧測定
4. 尿検査
5. こころの健康アンケート(エジンバラ産後うつ質問票)
6. 赤ちゃんの気持ち質問票
7. 育児支援チェックリスト

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