研修医の一日
けいゆう病院で活躍する研修医の1日をご紹介します!
内科、外科をローテート中の研修医に出勤から退勤までのスケジュールを時間ごとに細かく教えてもらいました!
内科、外科をローテート中の研修医に出勤から退勤までのスケジュールを時間ごとに細かく教えてもらいました!
2024年度研修医1年次 6名
内科研修の1日のスケジュール
研修医1年次現在
K先生
~8:30 出勤
僕は病院近くに家を借りているので、歩いて通勤し朝の回診開始より少し早めに到着しました。担当患者さんや検査について勉強し、業務に備えます。
8:30 回診
白衣に着替えて、患者さんの元へ。夜間に新たな問題が起きなかったか確認し、簡単な診察をします。その後、指導医とともに回診。一人一人の状況を上級医に報告しながら、再度話を伺います。
回診後は患者さんのこれまでの経過、検査結果を確認します。上級医とディスカションし、回診時の状況や患者さんの要望を踏まえて、今後の検査や治療のオーダーをします。
回診後は患者さんのこれまでの経過、検査結果を確認します。上級医とディスカションし、回診時の状況や患者さんの要望を踏まえて、今後の検査や治療のオーダーをします。
9:00 検査
今日は内視鏡検査の日です。鎮静剤投与のために静脈路確保、器具出し等の介助を担当しながら、上級医の手技を見学します。画面で胃や十二指腸の解剖を説明しながら観察すべきポイント、操作方法を教えていただけました。
12:00 昼食
午前中の仕事が終わり、昼食の時間です。けいゆう病院は13階に食堂があります。けいゆう病院の食堂は僕調べですが美味しいことで有名です。窓からの眺めも良く、ほっと一息つくことができる貴重な時間です。
13:00 病棟業務
昼食後はカルテ記載、午前中に行われている検査結果の確認をします。貧血が進行していないか、肝機能異常はないか、超音波検査で異常が見られなかったか等をチェックしていきます。そうこうしているうちに、指導医から連絡がありました。救急外来の患者さんが入院することになったみたいです。指導医とともに救急外来へと向かいます。
血便、下腹部痛を主訴に来られた患者さんでした。明け方から下腹部痛を自覚し、30分~1時間ごとに下痢があり排便による改善ある方でした。夕方にはじめて下血し、最初は真っ赤だった血が次第に暗赤色に変化し、治らないため救急要請となっています。
指導医とともに話を伺う中で、これまでの経過、アレルギー、使っている薬、現在治療している病気、過去にかかった病気、喫煙歴等を問診します。血便、腹痛という主訴なので痛みの性状や生ものや焼き肉の摂取歴、ここ数ヶ月の抗菌薬使用の有無なども聞いていきます。直腸診、肛門鏡で便を確認し、治療、検査を次々とオーダーしていきます。病棟に上がった後は患者さんとご家族に現在の状況、治療方針を説明します。治療が複数考えられる場合、患者さんとの話し合いで治療方針が決まります。
血便、下腹部痛を主訴に来られた患者さんでした。明け方から下腹部痛を自覚し、30分~1時間ごとに下痢があり排便による改善ある方でした。夕方にはじめて下血し、最初は真っ赤だった血が次第に暗赤色に変化し、治らないため救急要請となっています。
指導医とともに話を伺う中で、これまでの経過、アレルギー、使っている薬、現在治療している病気、過去にかかった病気、喫煙歴等を問診します。血便、腹痛という主訴なので痛みの性状や生ものや焼き肉の摂取歴、ここ数ヶ月の抗菌薬使用の有無なども聞いていきます。直腸診、肛門鏡で便を確認し、治療、検査を次々とオーダーしていきます。病棟に上がった後は患者さんとご家族に現在の状況、治療方針を説明します。治療が複数考えられる場合、患者さんとの話し合いで治療方針が決まります。
17:00 カンファレンス
消化器内科カンファレンスの時間です。カンファレンスでは、医師同士が担当患者さん以外も把握できるようにプレゼンテーションが行われます。診断や治療に難渋している患者さんについては様々な意見交換があり、これにより治療検査の方向性が定まる場合もあります。先生方の思考過程を知ることができ、貴重な勉強の機会となっています。
18:00 フィードバック
カンファレンスが終わり、指導医の先生からフィードバックを受けることができました。知識が整理され、優先して調べる項目が明確になりました。1人前になるには、まだまだ経験が足りないな。。。
18:30 帰宅
仕事を終えた同期が医局に集まって来た!違う科をローテーションする同期の話が聞けて、刺激がもらえました。今日は早めに終わったから、少し勉強して帰るか!
外科研修の1日のスケジュール
研修医1年次現在
Y先生
~8:30 出勤
朝は自転車で病院に通勤します。
指導医との回診時間より早めに着いて、受け持ち患者さんの疾患や本日入る予定の手術について勉強して、日中の業務に備えます。
外科患者で処置が必要な患者さんを把握します。その後、病棟で指導医と共に回診し、入院患者の今後の方針について意見を聞きます。
その後、受け持ち患者のカルテを書きます。
指導医との回診時間より早めに着いて、受け持ち患者さんの疾患や本日入る予定の手術について勉強して、日中の業務に備えます。
外科患者で処置が必要な患者さんを把握します。その後、病棟で指導医と共に回診し、入院患者の今後の方針について意見を聞きます。
その後、受け持ち患者のカルテを書きます。
8:45 午前中の処置
上級医とともに患者さんの処置を行います。術中に入れたドレーンを抜去したり、創部を圧迫しているガーゼをはがしたりします。
9:00 手術(1件目)
今日は手術日です。
実際に手術室に入り、手術の準備、消毒をして助手として術野に入ります。身体の構造について指導を受け、上級医の手技を見学します。
今日の午前中は腹腔鏡下胆嚢摘出術があり、腹腔鏡の操作を担当しました。術者の鉗子の邪魔にならないように適切な視野を確保するのは大変です。
実際に手術室に入り、手術の準備、消毒をして助手として術野に入ります。身体の構造について指導を受け、上級医の手技を見学します。
今日の午前中は腹腔鏡下胆嚢摘出術があり、腹腔鏡の操作を担当しました。術者の鉗子の邪魔にならないように適切な視野を確保するのは大変です。
12:00 昼食
午前中の手術が終わり、上級医と昼食を食べにきました。13階の食堂で海を見ながら食事をとることが出来ます。昼食の時間はほっと一息できる貴重な時間です。昼食後は次の手術まで病棟に行き、カルテの記載と午前中に行った検査の結果を確認します。今後の治療方針の変更が必要な場合には指導医に相談します。
13:00 手術(2件目)
昼食後は午後の手術です。午後の1件目の手術は鼡径ヘルニア修復術です。
助手として手術に入ります。事前に勉強したことを頭に思い浮かべながら術野に入りますが、実際に手術に入って初めてわかることがたくさんあります。組織の構造を教えてもらいながら鉗子を用いて組織を剥離したり、電気メスで組織を切離したりします。
助手として手術に入ります。事前に勉強したことを頭に思い浮かべながら術野に入りますが、実際に手術に入って初めてわかることがたくさんあります。組織の構造を教えてもらいながら鉗子を用いて組織を剥離したり、電気メスで組織を切離したりします。
15:00 手術(3件目)
午後の2件目の手術は乳癌に対する乳房部分切除術とセンチネルリンパ節生検です。
助手として手術を行います。術後の管理について上級医から指示を受け、術後の経過を観察します。
助手として手術を行います。術後の管理について上級医から指示を受け、術後の経過を観察します。
17:00 回診
今日の手術がすべて終わりました。
指導医とともに受け持ち患者さんの回診をします。毎日行う診察で患者さんの変化にしっかり気づくことができます。指導医と相談しながら患者さんの変化に応じて食事の内容や処方薬の種類を変更します。退院の目処が立った患者さんには退院の希望日を聞き、退院調整を行います。
指導医とともに受け持ち患者さんの回診をします。毎日行う診察で患者さんの変化にしっかり気づくことができます。指導医と相談しながら患者さんの変化に応じて食事の内容や処方薬の種類を変更します。退院の目処が立った患者さんには退院の希望日を聞き、退院調整を行います。
18:00 フィードバック
指導医の先生から1日のフィードバックをして頂けました。
情報の整理が出来て、何を勉強したらよいかが明確になります。資料を頂いたので、明日までに読んでおこう。
情報の整理が出来て、何を勉強したらよいかが明確になります。資料を頂いたので、明日までに読んでおこう。
18:30 帰宅
医局に戻ると同期の研修医がいました。
違う科を回っている同期の話を聞くと刺激になりますね。着替えて帰路につきます。明日また頑張るために家に帰ってゆっくり休もう!メリハリは大切です。
違う科を回っている同期の話を聞くと刺激になりますね。着替えて帰路につきます。明日また頑張るために家に帰ってゆっくり休もう!メリハリは大切です。