リエゾンチーム
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精神科リエゾンチームとは
“リエゾン”とはフランス語で「連携・橋渡し・つなぐ」を意味する言葉です。
精神科リエゾンチームは、身体疾患で入院中の患者さんが何らかの精神心理面の問題を抱えた場合に、精神医療と身体医療をつなぎ、担当各科の医師や看護師と「連携」しながら支援を行っています。
当院の精神科リエゾンチームのメンバーは、精神科医、精神看護専門看護師、薬剤師で構成されており、それぞれの専門性を活かしたチーム医療を行っています。
精神科リエゾンチームは、身体疾患で入院中の患者さんが何らかの精神心理面の問題を抱えた場合に、精神医療と身体医療をつなぎ、担当各科の医師や看護師と「連携」しながら支援を行っています。
当院の精神科リエゾンチームのメンバーは、精神科医、精神看護専門看護師、薬剤師で構成されており、それぞれの専門性を活かしたチーム医療を行っています。
精神科リエゾンチームメンバー
精神科医師
対象となる患者さんの、身体疾患や環境変化などにより生じた精神症状を評価し、必要があれば向精神薬による薬物療法を開始することによって、身体治療のサポートをしています。
精神看護専門看護師（リエゾンナース）
対象となる患者さんやご家族に対して看護ケアを行うほか、日頃ケアを担っている看護チームへ具体的なケアの提案や、アドバイスを行っています。またケアが難しい患者さんに関する相談などもタイムリーに受けています。活動を通して関わる人たちとのコミュニケーションを大切にしています。
薬剤師
薬剤師の視点から、対象の患者さんが使用している薬剤の服薬状況、相互作用、向精神薬の効果・副作用のモニタリングを行っています。また、カンファレンスや回診で得た情報を病棟薬剤師と共有し、服薬アドヒアランスの向上に努めています。
活動内容
精神科リエゾンチームは、担当各科の医師や看護師より依頼や相談があると、それぞれのメンバーが専門性を発揮して支援を行っています。
- 入院中の患者さんの精神症状や心理的問題についての診断や専門的治療、ケア。
- チームカンファレンス、ラウンドの実施、治療の評価や方針の検討。
- 身体科の担当医や看護師などと連携を図るために、カンファレンスの実施。
- 精神医学や精神看護などに関連した知識・技術の普及のために院内研修会等の開催や情報発信。
精神科リエゾンチームが対象としている症状や疾患
- せん妄や抑うつ、不眠などを有する患者さん
- 精神疾患を有する患者さん
- 身体疾患に伴うさまざまな精神症状を有する患者さん
- 周産期メンタルヘルスケア
- 精神医学的評価や治療が必要だと担当医が判断した患者さん
- 患者さんのご家族へのケア など
